Modern Physician 32-8 糖尿病診療up to date
加来浩平 企画編集

2012年発行 B5判 144頁
定価(本体価格2,700円+税)
内科系総合雑誌

その他執筆者など▼
内容の説明▼
 近年、患者数の急増、疾病管理に関するエビデンスの蓄積などにより、糖尿病診療のあり方は大きく変貌をとげている。
 本特集では、診断から治療、合併症まで、臨床糖尿病学の最先端の知見をわかりやすく解説。トピックスとして、がんや認知症など、糖尿病との関連についても取り上げた。
おもな目次▼

【今月のアプローチ】
巻頭言(加来 浩平)
■糖尿病の診断と検査の進歩
1.糖尿病の新しい診断基準(高本 偉碩他)
2.HbA1cの国際標準化(柱本 満)
3.劇症1型糖尿病の発症メカニズムと診断(米田 祥他)
4.妊娠糖尿病の定義と新しい診断基準(平松 祐司)
5.インスリン抵抗性の測定法と評価(森田 智子他)
6.CGM(continuous glucose monitoring)の現状とその活用法(西村 理明)
■糖尿病治療の進歩
1.2型糖尿病の発症予防(松木 道裕)
2.インクレチン関連薬の現状と展望(矢部 大介他)
3.SGLT2阻害薬の作用機序と位置づけ(福田 一仁他)
4.抗糖尿病薬の併用(配合薬を含めて)の意義と有用性(永井 義夫他)
5.カーボカウントの理論と実践(久保麻友子他)
6.地域連携による糖尿病診療(重田 真幸他)
7.日本における糖尿病治療アルゴリズム―海外と比較して―(佐倉 宏)
■合併症診療の進歩
1.糖尿病網膜症治療の進歩(石橋 達朗他)
2.糖尿病性腎症の寛解を目指した治療(羽田 勝計)
3.糖尿病性神経障害治療の新たな展開(中村 二郎)
4.糖尿病に合併した高血圧症の管理(大蔵 隆文他)
5.心血管疾患予防を目指した脂質異常症の治療(河村 治清他)
6.予防的フットケアの実践(浜野久美子)
7.骨粗鬆症~新たな合併症(山本 昌弘他)
■トピックス
1.2型糖尿病疾患感受性遺伝子の解明(今村美菜子他)
2.糖尿病に対する外科治療(関 洋介他)
3.糖尿病とがん:疫学研究からのエビデンス(津金昌一郎)
4.糖尿病と認知症(櫻井 孝他)

■診療の秘訣■
ジストニア(目崎 高広)
バセドウ病の放射性ヨード治療後に炎センサーが作動した症例(田尻 淳一)
甲状腺機能低下症と妊娠(伊藤 光泰)
■私の処方■
脳性麻痺(根津 敦夫)
小児の難治性頭痛(藤田 光江)
月経前不快気分障害(PMDD)(山田 和男)
小児の片頭痛患者(清水 俊彦)
■診断推論トレーニング■
CASE 4 出血傾向(上田 剛士他)
■診療のエッセンス(朔 啓二郎他)