プライマリーケアー医のためのめまい診療の進め方 豊富な症例とイラストをそろえ明日からの診療に役立つ
中山 杜人 著

2005年発行 B5判 257頁
定価(本体価格5,800円+税)
ISBN9784880026299

その他執筆者など▼
亀井 民雄 監修 (群馬大学医学部耳鼻咽喉科名誉教授)
内容の説明▼
 本書は内科は勿論のこと、むしろプライマリーケアーに携わる医師に即戦力となるよう、救急外来や初診時にめまいの患者を診察する際に役立つ事項を掲げ、具体的な症例をメインにあげて経過を詳述することにより、読者にとって一層理解しやすいよう書かれている。
 近年、ストレス社会を反映してか、めまいを訴えて内科外来や急患室を訪れる患者が増加するなかで、本書は実地臨床に日夜携わる医師の方々に即役立つマニュアルとしてまとめられた好個の書である。
おもな目次▼
めまい診療概論
1.救急外来でめまい患者を診たら
2.新患外来でめまいをみたら、あるいは再診で診察している人がめまいを訴えたら
3.問診のコツ
4.平衡機能検査を行う順序
5.めまいはどのように起きる? めまい、眼振を起こす機序
6.めまいにはどんな病気がある?
7.めまい診断のコツ
8.第一線の臨床医のための重要事項
9.中高年の発作性頭位眩暈-症例による検討-

症例
症例第一部 末梢内耳や中枢性(頭蓋内疾患)のめまい症例
症例第二部 末梢性めまい、めまいと脳血管障害、めまいと脳腫瘍
症例第三部 末梢内耳性めまい、頭蓋内の重大な疾患

めまい診療まとめ
1.めまいと一運性脳虚血発作、脳腫瘍、脳動脈瘤
2.第一線のプライマリーケアー医のためのめまい診療の進め方
3.明日からでも役に立つめまいの実践診療
4.最終的に頭に入れておくこと
5.これからのめまい診療の注意点