毎日使える患者さん用リハビリテーションドリルの決定版── 藤井正子(TBIリハビリテーション研究所)編著
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1.練習帳の目的 「聞く注意力の練習帳」「見る注意力の練習帳」「頭が働く練習用」は、外傷性脳損傷後の認知リハビリテーションを目的として開発されました。練習帳を使用することにより、以下の効果が期待できます。
実際に使用した例の紹介は、新興医学出版社刊「認知リハビリテーション2001」「認知リハビリテーション2002」に掲載しています。 また、「記憶の練習帳」は、外傷性脳損傷後の記憶障害のリハビリテーションを目的として開発されましたが、少し認知機能が低下していると思われる、あらゆる障害の方のトレーニングに適しています。練習帳を使用することにより、いろいろな方策で記憶することに慣れ、頭の働きが総合的に良くなっていくことが期待されます。 日本語の文字は複雑であり、それゆえ重要性も高く、また障害も出やすいという考え方から、この練習帳は文字・文章を中心に作ってあります。新しいことを覚える課題もありますが、昔の記憶を動員するとできるような問題もあります。とくに、記憶の練習帳IVは、これを覚えると少し生活が豊かになるだろうという期待をこめて、文章のテーマを一つに揃えました。 2.練習帳の使用者 「聞く注意力の練習帳」「見る注意力の練習帳」「頭が働く練習帳」は、外傷性脳損傷後の高次機能障害のうち、特に注意力の改善をねらいとしており、注意力に障害がある方が用いることによって、効果が期待できます。ただし、練習帳による訓練には最低限の注意力が必要とされるので、この練習帳が難しすぎる方がいるかもしれません。この練習帳が難しいという方、あるいは逆に易しすぎるという方には、製作者にご一報いただければ、他の適切な練習帳をお分けできます。 「記憶の練習帳」は、脳損傷のリハビリテーション現場で用いられることを想定して作りましたが、たとえば、頭のトレーニングをしてみたいという高齢者の方など、広い範囲の方々にお使いいただけます。 3.練習帳の使用方法 「聞く注意力の練習帳」「見る注意力の練習帳」「頭が働く練習帳」は、自分で毎日やることを基本方針にしています。効果を上げるために、この点は是非守って下さい。1日の中で、注意を集中できる時間帯に、雑音の少ない環境で行うとよいでしょう。練習帳の後ろには、得点予想の項が設けてありますので、採点してみましょう。練習帳の実際の得点が、予想を大きく下回る場合には、認知機能不全に対する自己認識が足りないかもしれません。このような場合には、日常生活の中でのミスや失敗が多いことがありますので、自分を振り返るための目安として活用しましょう。 「記憶の練習帳」は、やはり原則として毎日実行してほしいので、月曜日から金曜日までの構成で作ってあります。ただし、平日にお勤めがある方では、土日に全部やってもかまいません。記憶力の程度に応じて、適宜行う順番を変えてくださっても構いません。思い出しの作業では、直後再生と遅延再生を別に採点するようになっています。ただし、この採点法ほうは一つの目安であり、独自に採点方法を工夫してみるのも一案です。自分で評価することは、障害の気づきを生む大切な過程です。 シリーズ1 聞く注意力の練習帳 I, II, III, IV 著者:藤井正子・藤田久美子(TBIリハビリテーション研究所) 定価7,980円(本体7,600円+税5%) 目次はこちら シリーズ2 見る注意力の練習帳 I, II, III, IV 著者:藤井正子・子日とも(TBIリハビリテーション研究所)・松岡恵子(国立精神・神経センター精神保健研究所) 定価4,830円(本体4,600円+税5%) 目次はこちら シリーズ3 頭が働く練習帳 I, II, III, IV 著者:藤井正子(TBIリハビリテーション研究所) 定価4,410円(本体4,200円+税5%) 目次はこちら シリーズ4 記憶の練習帳 I, II, III, IV 著者:藤井正子(TBIリハビリテーション研究所) 定価5,040円(本体4,800円+税5%) 目次はこちら ※ *印の項目は必須項目となりますので、必ず入力してください。 株式会社新興医学出版社(Shinkoh-IgakuShuppan
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