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よくある質問
【検査概要について】
Q:BIT行動性無視検査日本版ってどんな検査ですか?
A:半側空間無視を評価するためのテストバッテリーです。日常生活の側面を反映させた9項目の「行動検査」と、紙と鉛筆による簡単な半側空間無視検査6項目の「通常検査」からなっています。
Q:所要時間は?
A:約45分です。
Q:マニュアルは別売りしていないのでしょうか?
A:はい。別売りの採点用紙・検査用紙(各20部入り)以外は別売りしておりませんので、ご了承下さい。
Q:抹消試験や線分二等分試験、模写試験などが内容に含まれているようですが、今まで行ってきたものと何か違いがあるのですか?
A:いいえ。今あげていただいた検査は、半側空間無視の評価として伝統的なもので、多くの方々が用いています。しかし、施設や研究者によって用いる検査の図版や組み合わせがさまざまで、相互の比較が難しかったと思われます。BITを使用することによって、客観的に評価ができ、欧米のデータとの比較も可能となります。また、採点に簡便な透明シートが付いています(文字抹消試験・星印抹消試験・線分二等分試験)。
【検査内容について】
Q:模写課題で、右寄りに描いてあり、かつ図形が正しい場合の評価の仕方は? 「真ん中に描いて下さい」と言っても右側に描いてしまう患者さんがいますが…
A:BITの採点基準としては得点を与えざるを得ません。ただし、左半側空間無視を疑わせる所見として記載しておくべきと考えます。このような患者さんでは、線分二等分など他の検査でひっかかりませんか?──総合的に見て。下位検査の一つでも無視の所見があれば、「無視あり」と判定して差し支えありません。
Q:Ver.AとVer.Bはなぜあるのですか?
A:行動検査を繰り返し行う時に、違うバージョンを使うことによって、繰り返し効果(練習効果)を減らすためです。両バージョンの平行性は確認されています。
Q:各課題に制限時間はありますか?
A:ありません。上にあげた45分というのは検査全体を通したときのあくまで目安です。
Q:たとえば音読課題をVer.Aで行って、時計課題をVer.Bで行ってもよいでしょうか?
A:それは望ましくありません。
Q:メニュー課題で、1度目読み誤って2度目に正解した場合の評価の仕方はどうでしょう。夏みかんを「みかん」と読んで、2度面は「なつみかん」と読めるのだが…。
A:自発的に修正したのであれば一応正答とみなします。しかし、その所見を記載しておき、他の検査所見と合わせて判定してください。
Q:時計課題の時刻あわせで、「3時20分前」とあるのは「2:40」のことでしょうか?
A:そのとおりです。
Q:硬貨課題において、コイン(数字)の方向は重要でしょうか? 被験者から見て上下の向きが大事ではない場合、前もって貼り付けて使用したいのですが…。
A:特に指定はないのですが、180度回転して使うことを考慮して、文字が一定方向とならないように貼り付けたほうがよいかと思われます。
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